サステナブルシーフードをいただく
シンシアブルー(東京・原宿)

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ミシュラン一つ星のフレンチレストラン「Sincere シンシア」(渋谷区)の姉妹店として、サステナブルシーフードを使った料理を中心としたレストラン「Sincere BLUE シンシアブルー」が、JR原宿駅至近の商業施設、JINGUMAE COMICHIに2020年9月にオープン。

「サステナブル」と美味しく向き合う

水産庁のデータによると、日本の総漁獲量は1984年の1,282万トンをピークに激減し、2019年には416万トンと1/3以下にまで落ち込んでいる。この原因は環境問題もさることながら、乱獲、乱売によるものが大きい。今年9月に原宿にオープンしたシンシアブルーは、こういった問題を受け、おいしく楽しく食べながら海の未来を守ることをめざしたレストランだ。

100年経っても豊かな海を───同店は、未来もずっと日本のおいしい魚を食べ続けられるように、という思いが結実したニューノーマルなレストラン。SDGsの⑭「海の豊かさを守ろう」の達成にも欠かせないサステナブルシーフードを導入し、料理を通して、消費者にサステナブルな未来を考えるきっかけを提供している。シェフを務めるのは、かつて “予約が取れないレストラン”として名を馳せたレストラン「バカール」(東京・渋谷)のシェフを経て、自店 シンシアを立ち上げ、またたく間に超人気店に育てあげた石井 真介氏。彼の作る美味しい料理を食べながら、サステナブルという価値観とカジュアルに向きあうことができる。

感染対策万全、新しいビュッフェのかたち

提供は人気のビュッフェスタイル。しかしながら今は新型コロナウイルスの問題もあり心配……という方もご安心を。「好きな料理を、好きなだけ」というビュッフェの魅力はそのままに採用したのは“テーブルビュッフェ”という新しいかたち。テーブルに運ばれてくる10種類以上の前菜を楽しんだのち、気に入った前菜の再オーダーが可能。その後頃合いを見て、メインの一皿とデザートを順が運ばれてくるシステムだ。この方法ならお料理は常に出来立てのうえ、各自“マイトング”で取り分けるため安心して食事ができる。

未来の食を守る、サステナブルシーフード

サステナブルシーフードとは、環境や生態系を保護し、魚を減らさないよう再生産のペースを守りながら漁獲・養殖された水産物のこと。アメリカやヨーロッパ諸国ではすでに広く知られるコンセプトで、多くが流通している。同店はオープンにあたり、株式会社シーフードレガシー(東京都中央区・代表:花岡和佳男氏)による全面協力のもと、水産物を調達する際の方針を策定。主にMSC(海洋管理協議会)、ASC (水産養殖管理協議会)、BAP(Best Aquaculture Practices)など信頼性の高い国際認証を取得した漁業、またはこれら認証取得を目標に、持続可能性を向上させる漁業改善プロジェクトに取り組む国内外の生産者から調達したシーフードを中心に使用している。美味しく、楽しく食事をした先に海の未来がある、サステナブルシーフードという選択を考える良き機会になりそうだ。

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